SYSTEM 6000 - コンセプト
TC Electronicが世界に誇る、マルチチャンネル・シグナル・プロセッサーの雄

「SYSTEM 6000」は、TC Electronicマルチチャンネル・シグナル・プロセッサー・プラットフォームの総称です。SYSTEM 6000シリーズはMastering(マスタリング)/Music(ミュージック)/Film(フィルム)/Broadcast(ブロードキャスト)の4アプリケーション別にカテゴライズされており、各アプリケーションに適したアルゴリズムをプリインストールしたシステム・パッケージとして提供いたします。












Mastering 6000:音声マスタリング向けマルチチャンネル・シグナル・プロセッサー。業界最高クラスのダイナミックス群をはじめ、MDW Hi-res EQ、UnWrap HDステレオ→5.1コンバーター、LM6ラウドネス・メーターなど、マスタリング業務必須のプロフェッショナル・ツールをプリ・インストールしています。
Music 6000:ミュージック・プロダクション向けマルチチャンネル・シグナル・プロセッサー。定評あるTCリバーブとステレオ・マスタリング・アルゴリズムに加え、MDW Hi-res EQやLM6ラウドネス・メーターなど、ミュージック・プロダクションで即戦力となる多彩なツール群を搭載。
Film 6000:フィルム・プロダクション向け向けマルチチャンネル・シグナル・プロセッサー。シネマ/TV作品の良し悪しは、音声によって決まると言っても過言ではないでしょう。Film 6000はシネマ/TV音声に最適なライセンスをプリインストール。感情を揺さぶる作品の制作を強力にバックアップします。
Broadcast 6000:TV/ラジオ放送音声プロダクション向けマルチチャンネル・シグナル・プロセッサー。最新の国際放送規格に準拠した豊富なラウドネス・マネージメント・ツール群を用意。放送プログラムのジャンルに関わらず、常に最先端の放送規格に則ったプロセッシングを提供します。


SYSTEM 6000製品シリーズはそれぞれ標準搭載されるアルゴリズムによってのみ差別化されており、全モデル同じハードウェア構成(Mainframe 6000 MKII + CPU 6000 MKII + TC Icon MKII。標準8 AES/EBU I/O チャンネル、DSP x 4 基搭載)となります。いずれのモデルも目的に応じてオプションでI/Oを最大16イン/16アウトまで拡張したり、アルゴリズムを追加搭載していくことが可能です。


内部ルーティング


▲クリックして拡大表示▲
SYSTEM 6000は、最大16の物理I/Oを32の内部エンジンI/Oに自在に割り当てることが可能です。内部ルーティングはTC Iconに表示されるオーバービューにて構築することができます。

・全チャンネル96kHzサンプルレートで運用可能
・I/Oチャンネルを自由にアサインすることで、多彩なスタンダードに準じる5.1チャンネル・ディストリビューションが可能
・エンジンI/Oのパラレル/シリアル・ルーティング可能
・一つの物理入力から複数エンジンへの同時フィードが可能
・エンジン・アウトをミックスし、物理出力可能
・ルーティングのプリセット・ストア&リコール可能

プリセット/ライブラリー機能


▲クリックして拡大表示▲
アルゴリズムは、プリセットを使用してエンジンにロードします。プリセットは目的に応じて選びやすくライブラリー別に格納されています。

プリセットは、3つのレベルに分けられています。

Scene(シーン):4つのエンジン設定、及びI/Oルーティングすべての設定をリストアします。

Routing(ルーティング):I/Oルーティングのパッチ設定のみをリストアします。

Engine(エンジン):エンジンにロードするアルゴリズムの設定のみをリストアします。

現在SYSTEM 6000に用意されているファクトリー・プリセット数は600超。いずれのプリセットもカスタマイズ可能で、ユーザー・プリセットとして保存できます。ユーザー・プリセットは上記の3レベルで、Scene x 50、Routing x 50、Engine x 100の数だけ保存可能です。膨大なプリセットから適切なプリセットを素早く見つけるために、アルゴリズム・タイプ/プリセット名/ウィザードなどの方法が用意されています。

ユーザーインターフェイス/ネットワーク


▲クリックして拡大表示▲
SYSTEM 6000はTC Icon、もしくはIcon Editorをユーザーインターフェイスにしてコントロールします。TC IconはCPU 6000を介し、スタンダード・イーサネット接続/標準TCP/IPプロトコルで使用可能です。最大255台のMainframe 6000/TC Iconを一つのネットワーク上に組み込むことができ、例えば1台のMainframe 6000を10台のTC Iconからコントロールする、などフレキシブルなシステム・セットアップ構築が可能になります。

オートメーション&インテグレーション

SYSTEM 6000はオートメーション、及び外部コントロールに対応します。 Mainframe 6000 リアパネルに装備された1/4インチSMPTE入力により、全タイムコード・フォーマットを受け、このタイムコードでプログラム・チェンジを含むイベントリストとオートメーションを作成したり、シーケンサーなどの外部MIDIによるパラメーター・オートメーション(最大6パラメーター/各エンジン)が可能です。

ハードウェア構成
SYSTEM 6000シリーズ製品はすべて同じハードウェア構成(Mainframe 6000 MKII + CPU 6000 MKII + TC Icon MKII。標準8 AES/EBU I/O チャンネル、DSP x 4 基搭載)となります。いずれのモデルも目的に応じてオプションでI/Oを最大16イン/16アウトまで拡張可能です。

*I/O拡張用のハードウェア・オプションに関しては、こちらをご確認ください。
TC Icon MKII



タッチパネル・ディスプレイとムービング・フェーダー搭載の専用リモート・コントローラー。I/Oルーティングや各アルゴリズムのパラメーター調整等の操作が行えます。TC IconはMacintosh/Windows対応の「Iconソフトウェア・エディター」としても提供しています。
CPU 6000 MKII



TC Icon専用のプロセッサー/インターフェイス。TC Iconで操作された内容をM6000に反映し、またM6000で処理されたシグナル情報をTC Iconに反映するインターフェイスになります。TC IconとCPU 6000は専用ケーブル、CPU 6000とM6000はイーサネット・ケーブルで接続します。
Mainframe 6000 MKII



すべての物理I/O、及び音声プロセッシング用のDSPエンジンをハウジングしています。標準で8 AES/EBU I/Oチャンネル仕様となっており、オプションで1 x 8ch AES/EBU I/Oカード、もしくは3 x ADA24/96(デュアル・チャンネル・アナログI/O)カードを追加し、最大合計16イン/16アウト仕様まで拡張可能。全チャンネル、96kHzのサンプルレートで運用することができます。

また4基搭載されているDSPには、ライブラリーに格納されている任意のリバーブ/ダイナミックス・ライセンスをロードすることができます。各エンジンは最大8イン/8アウトのハンドリングが可能で、物理I/Oを内部で柔軟なルーティングに組むことができます。

ソフトウェア構成
SYSTEM 6000はモデル別にMastering(マスタリング)/Music(ミュージック)/Film(フィルム)/Broadcast(ブロードキャスト)の各アプリケーションに適したアルゴリズムをプリインストールした4種類のシステム・パッケージとして提供されています。いずれのモデルも目的に応じてオプションでアルゴリズムを追加搭載していくことが可能です。


製品名


SYSTEM 6000


Mastering 6000


Music 6000


Film 6000


Broadcast 6000


アプリケーション

音声マスタリング 音楽プロダクション フィルム・
プロダクション
放送音声
プロダクション

標準搭載アルゴリズム

MDX 5.1

MD 5.1

MD4
MD3
Brickwall Limiter 2
UnWrap HD
Toolbox 5.1
EQ 5.1

Matrix 88
MDW HiRes EQ

VariPitch8
LM6
マニュアルPDF
AM6

ALC6
マニュアルPDF



DMix


ATX/DTX


VSS Surround

VSS 6.1

VSS 5.1 Source

VSS M4

VSS 4HD

VSS3

NonLin2

DVR2

Reverb 8


Reverb-3


Reverb-2


ReflectorLCR


Reflector6


SpacePan


Delay 2


Delay 1


Core-2


Phaser


Chorus



●オプション・ソフトウェア
有償オプションライセンス
SYSTEM 6000 Integrator



SYSTEM 6000 IntegratorはDAWやNLEプロジェクトとSYSTEM 6000プロセッシングをインテグレートするオプション・プラグイン。Integratorを使用することで、オーディオ/ビデオ・エディターのオートメーション機能でSYSTEM 6000のプリセットをリコールすることが可能となります。AAX(Pro Tools 10以上)、RTAS(Pro Tools 10以下、Media Composer)、VST(Nuendo、Cubase、Adobe Premiere)対応。




オプション・ハードウェア
SYSTEM 6000は、8ch AES/EBU I/Oが標準付属されます。
目的に応じて下記オプション・ハードウェアを追加し、仕様を拡張いただけます。

製品名 製品概要
ADA 24/96 - アナログI/O 2chアナログI/Oモジュール。1台のMainframe 6000 MKIIにつき、最大3つまでのADA 24/96カードを追加することが可能で、計6ch分のアナログI/Oを確保できます。コネクターは2 x XLRメス + 2 x XLRオス端子です。
AES 8 - デジタルI/O 8ch AES/EBU I/Oモジュール。1台のMainframe 6000 MKIIにつき、1枚追加可能です。コネクターは25ピンD-Subで、D-Sub/XLRスネークケーブルが付属されます。
1MB PCMCIA Type 1 Mainframe 6000 MKIIフロントパネルのカードスロットに挿入することで、ユーザー・プリセット数をScene x 500、Routing x 500、Engine x 1000まで拡張することができます。PCMCIAカード内のデータには、IconコントローラーのLibraryページよりアクセス可能です。
標準4ポート・イーサネット・ハブ 複数台のMainframe 6000 MKII、TC Icon MKII及びIcon Editorを搭載したMacintosh/Windowsマシンをネットワークする時に使用します。


製品画像