UCV上田ケーブルビジョン様 - DB6ラウドネス・マネージメント・プロセッサー導入事例
長野県は上田市、東御市、坂城町、青木村にケーブルテレビやインターネットサービスを提供しているUCV上田ケーブルビジョン様に、DB6ラウドネス・マネージメント・プロセッサーが導入されました。導入されたのは、1Uサイズの筐体でSD/HD/3Gシグナルを1系統ハンドリングする「DB6 Single」、及びSD/HD/3Gシグナルを最大3系統まで拡張対応できる「DB6 Multi」。今回の導入に関して、UCV地域情報部/地域情報担当の中村和己氏にお話を伺いました。




▲地域に向けたデジタル65チャンネルの有線一般放送事業を展開しているUCV上田ケーブルビジョン▲



●コストを抑えながらも確実にラウドネス規格に対応
「ラウドネス規格が制定され、UCVでもラウドネス関連の設備をいかに整備していくか頭を悩ませている時に、平林さん(共信コミュニケーションズ株式会社/信越営業所所長)にDB6のことを教えてもらいました。」と語る中村氏。

「多くのケーブル局では設備投資の予算が非常に限られています。DB6 Multiは、1Uに拡張カードを追加していくことでチャンネル数を増やせるので、経費を大幅に抑えられました。」



▲UCV上田ケーブルビジョンに導入されているDB6 Multi(左)とDB6 Single(右)▲




「UCVに導入したDB6はいずれも送出段に設置しています。現在UCVにはオリジナル放送チャンネル『UCV1』と『UCV2』があり、それぞれDB6 Multiで処理しています。また将来チャンネルを増設する場合、DB6 Multiは3系統扱えるように拡張スロットを入れるだけで対応できます。」

「またUCVは26年度から、とうみケーブルテレビの指定管理業務を行うことになりました。ラウドネス装置としてDB6 Singleをとうみチャンネル専用に選びました。


写真:TC Icon Editorソフトウェア
TC Electronic社DBシリーズは全製品、共通のGUI「TC Icon Editor」にて管理が可能。DB6 Multi(画面左)の各チャンネルにはUCV1、UCV2、そして将来運用予定のUVC3が、DB6 Single(画面右)にはとうみケーブルテレビ専用のチャンネルがアサインされていることが分かる。




●ライブ放送も安心のリアルタイム・ラウドネス・プロセッシング
「TC Electronicのラウドネス・プロセッシングには定評があり信頼し切っていますが、実際導入した後でサウンド面で気になったことはありません。むしろ音声が聴こえやすくなり、地上波放送局との音量差も無くなり好印象です。」

「UCVでは、コンテンツ制作の段階で既にラウドネスの測定と補正をしているので大幅に番組間のバラツキは発生しませんが、ライブ放送ではそう簡単にいきません。やはりリアルタイムで適切なラウドネス処理をしてくれるDB6は、特にライブ時に重宝しています。また、長野県のネットワークを通した番組配信時も他局の基準で送られてくるものに対して、とても有効にラウドネス処理してくれます。」


写真:TC Icon Editorソフトウェア - ルーティング画面
入力シグナルはDB6のE1(プロセッサーエンジン1)とM1(メーター1)へルーティング。E1にはリアルタイムでインテリジェントにラウドネス・プロセッシングを行う「LoudnessWizard™」アルゴリズムが、M1にはTC独自のラウドネスメーター「LM6」がアサインされいる。

E1で処理されたシグナルは出力段、及びM2(メーター2)へ。M2にも「LM6」がアサインされており、DB6の入力段と出力段でラウドネス値の偏差が確認できる。






▲取材当日もパネルディスカッション(複数のマイクの音を収録した番組)でDB6が活躍。
ARIB TR-B32のターゲットラウドネス値(-24.0 LKFS)に準拠した適切な処理が行われているのが分かる。(左)
ラウドネス・プロセッシングの結果をLM6ラウドネスメーターで確認するUCV中村氏(右)▲


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