RH750 - 溢れ出るパワーとトーン

▲KenKen @ Frankfurt Musikmesse 2011▲



▲Mark King @ London Bass Guitar Show 2011▲

TC Electronicの提唱する「ベースアンプ2.0」のコンセプトは、ベーシストを機材のセッティングから解放して、演奏に集中できることを支援することを主眼としています。RH750は、既知のRH450と同サイズの筐体に750W/1200Wピークのパワーを秘め、内蔵チューナー、3つのセッティングを瞬時に切り替えられるプリセット機能、そしてSpectraComp™、TubeTone™、TweeterTone™、4バンドEQと言った充実したトーン機能を搭載しています。トーン決めからチューニング、そして本番中の楽器の持ち替えや演奏スタイルの変更などをとまどいなく行える自由を提供します。



SpectraComp™は、弦ごとのばらつきを抑えた均一なコンプレッションの効きで世界中のベーシストから賞賛を博しているTCならではのユニークなコンプレッサー。

TubeTone™はチューブのプリとパワーアンプ両方のサウンドを再現します。4バンドEQは極めて柔軟性が高く、各バンドの中心周波数も設定可能。

また、インテリジェントに高域をコントロールするTweeterTone™機能も搭載し、比類の無い柔軟性を備えています。

3つのセッティングを記憶させることができるプリセット機能は、楽器の持ち替えや演奏スタイルを変える際に重宝します。4弦と5弦、またはビンテージ・フェンダーと現代的なアクティブ・ベースを持ち替えるといった場面では、あらかじめ作成しておいた各楽器用のセッティングを瞬時に再現できます。一本の愛機で全てをこなすベーシストにとっては、楽曲や演奏のスタイルによって3 種類のアンプ・セッティングを自由に切り替えられることを意味します。

RH750はクロマチック・ベース・チューナーを内蔵しています。ほとんどのアンプはチューナー・アウトを装備していますが、これは外付けのチューナーが必要であることを意味します。RH750では、チューナー情報が常時表示され、曲間にミュート・スイッチを押すだけでいつでもチューニングに入れます。

RH750は、これらの充実した機能を750Wで鳴らし切ります。





RH750 - 主な特徴
POWER!!!






750Wの大パワーを提供するRH750。様々なスタイルのバンドやステージでも十分な音量を確保し、そこからさらに一段階押し上げた領域をも余裕のヘッドルームで対応します。またベースのトーンを忠実に引き出し、演奏のあらゆるニュアンスを再現します。
トーン・シェイピング






RH750にはトーンを緻密に、かつ多面的にコントロールするための様々なツールが用意されています。トーン形成の主となるツールは4バンドEQで、ベース/ロー・ミッド/ハイ・ミッド/トレブルで構成されます。目的に応じて、派手なトーン・チェンジにも、また高精度で精密なファインチューニングにも対応します。また、EQに加えて、SpectraComp™/TubeTone™/TweeterTone™の3つのトーン形成機能が用意されています。
SpectraComp™






SpectraComp™ は実質的な「弦独立」ともいえるコンプレッションを行ないます。弦ごとのコンプレッションの効きのばらつきを抑え、演奏のダイナミクスのニュアンスを維持します。ベース・コンプレッサーの本来あるべき形であると言えるでしょう。
TubeTone™






TubeTone™ は、その名称通り、ビンテージの触感を与えます。微量ではサウンドにチューブの温かみを与え、そして設定を上げていけば歪みが増していき、フルテンではインパクトあるチューブ・オーバードライブ・サウンドを得られます。特筆すべき特徴として、TubeTone™はチューブ・プリとチューブ・パワーアンプ部それぞれのセクションを再現します。プリアンプをチューブ型に代えただけでは満足がいかなかった経験をお持ちであれば、その違いをおわかりいただけるでしょう。
TweeterTone™






モダンでクリスプなサウンドを求める場合、高周波数のレスポンスをコントロールすることで貴方のベース・サウンドを新しい高みへと導きます。スラップをより効果的に聴かせたい場合に極めて有効です。
内蔵チューナー






ほとんどのアンプはチューナー・アウトを装備していますが、これは外付けのチューナーを必要とすることを意味しており、セットアップをシンプルに保つ観点から決して理想的とは言えません。RH750はチューナーを内蔵しています。いたってシンプルな発想でありながら、一度経験すれば手放せなくなる機能の一つです。RH750のチューナーは常時オンで、曲間で素早くチューニングを行えます。
ユーザー・メモリー






ベースを持ち替えたり、曲によって演奏スタイルが大幅に変わることがあれば、アンプのセッティングをプリセットとして切り替えられることのメリットをご理解いただけることでしょう。RH750は3つのユーザー・メモリーを記憶させることができますので、ベースを持ち替えるなどの場面にも余裕で対応します。TubeTone™のオーバードライブ/SpectraComp™を使ったスラップ用のトーン/昔ながらのクラシックなビンテージ・トーンを切り替える、と言った使い回しが可能です。
その他





- RC4リモートフットスイッチ対応
- 24 bit/96 kHz AESデジタルアウト端子装備、PRE/POST切替可能
- FXループ、もしくはRH750を2台リンクする場合に使用できるインサート・プリアンプI/O
- ライブ時にRH750の出力をPAに送る、またはスタジオでレコーディング機器に接続する時に使用するLINE DRIVER OUT端子

RH750 - 技術仕様
インプット・セクション

入力コネクター:
1/4インチジャック
入力インピーダンス:
1 MOhms/100 pF
ゲイン・レンジ:
-96〜32 dB
トーン・コントロール

ベース:
デフォルト中心周波数:200 Hz(レンジ:71〜1120 Hz、ゲイン:+15 / -24dB)- シェルビング・タイプ
ロー・ミッド:
デフォルト中心周波数:400 Hz(レンジ:100〜1600 Hz、ゲイン:+15 / -24dB)
ハイ・ミッド:
デフォルト中心周波数:800 Hz(レンジ:200〜3150 Hz、ゲイン:+15 / -24dB)
トレブル:
デフォルト中心周波数:4000 Hz(レンジ:400〜6300 Hz、ゲイン:+15 / -24dB)- シェルビング・タイプ
TweeterTone:
-12〜12、L-PADキャビネット再現
TubeTone:
0〜12、チューブアンプ再現
SpectraComp:
3バンド・スペクトラル・コンプレッション
プリセット・レベル:
-12〜0 dB ゲイン・アッテネーション
ユーザー・メモリー
3メモリー領域、ミュート&マスター・レベルを除く全フロントパネル・コントロールを保存
チューナー

チューナー・レンジ:
クロマチック、A0(27.50 Hz)〜E5(659.26 Hz)
ミュート
スピーカー、ヘッドフォン、バランス・アウト
電源
100〜120Vまたは220〜240V、50/60Hz(100 W@最大出力の1/8)
スピーカー・アウト
スピコン/1/4インチ端子兼用
定格パワー
750W(1200Wピーク)
バランス・アウト
トランスフォーマー・バランスXLR、プリ/ポスト・プリアンプ切り替え
最大出力
+0 dBu
最適負荷インピーダンス
600 Ohms
プリアンプ・アウト
1/4インチ端子、バランス出力、最大出力レベル = +8 dBu
パワーアンプ・イン
1/4インチ端子、バランス入力、インピーダンス = 10 kOhms、最大入力レベル = +8 dBu
リハーサル・インプット
RCAピン、左右入力、iPod(R) 接続対応
デジタル・アウト
XLRバランス、AES/EBU、24ビット
リモート接続
5ピンDIN、シールド・ケーブル
使用/保存環境温度
0C〜50C/-30C〜70C
湿度
最大90%(結露なきこと)
寸法
275 x 290 x 66 mm
重量
4 kg
仕上げ
アノダイズ・アルミニウム・フロントプレートならびにペイント・スチール・シャーシ

製品画像